小野はチームを出るべき選手 | レッド・ブラッド・イレブン

小野はチームを出るべき選手

欧州の移籍期限が今月末に迫っている。だが、ここまでの移籍市場を見渡しても、あまり活発とは言えない。大物選手の移籍は殆んど見られず、強いて挙げるならばフィーゴのインテル移籍やロビーニョのマドリー移籍といったところか。


こうなると、いかにヨーロッパの多くのクラブが財政難に陥っているのがよくよく理解できる。緩慢な市場の動きの中で、今日、驚きのニュースが入った。小野がプレミアのエバートンに移籍する可能性があるというのだ。


以前のエバートンは残留争いが毎年恒例だったが、昨年に大躍進したチームだ。それほど選手層の厚くない点をふまえると、レギュラー獲得はそれほど難しくないと思われる。


小野はこのままオランダにいても伸び悩むだけであり、自分の成長のためにさらに厳しい環境に身を置くことも大切だ。彼にはまだ伸びしろがある選手なのだから、なおさらだ。