審判の質の向上はいつ? | レッド・ブラッド・イレブン

審判の質の向上はいつ?

それは昨日の柏レイソル対ジェフユナイテッド千葉の「千葉ダービー」に起こった。


一得点を決めていた千葉の巻が、試合が中断しているにもかかわらず、シュートを打った行為が遅延行為と見なされ、二枚目のイエローカードで退場になったのだ。


この試合は荒れに荒れ、柏レイソル側にも一人の退場者が出た。結局、両チーム合計九枚のイエローカードが飛び交い、その上、まだ退場していない巻がピッチにいるうちに試合を再開させ、稚拙な審判の判定にブーイングが鳴った。


フットボールの世界における審判のポジションは、言うまでもなく非常に重要だ。審判は選手と共に試合を作っていく義務があり、より試合をエキサイティングな内容にする役目がある。しかし、昨日の試合に代表されるように、日本の審判は時に試合を壊してしまうことも珍しくない。あんなにしょっちゅうイエローカードを出されれば、見ている側だってうんざりしてしまう。


審判の判定基準が理解できないのは、Jリーグにとっては大きなマイナスだ。試合が退屈になれば、それだけファンの心は離れていってしまうし、新しいファンも獲得できない。


では、どうすればいいか?単純に審判の質の向上を行えばいいが、それは並大抵のことではない。


Jリーグが始まって十年以上が経過し、選手のレベルはアップしたが、審判のレベルはまだまだといったところが現状だ。