表面化するDFライン問題 | レッド・ブラッド・イレブン

表面化するDFライン問題

昨夜の対中国戦は2-2のドロー。2点先行されながらも、茂庭と田中達のゴールで同点に追いつく展開だった。成果もあった。だが、課題も残ってしまった感は否めない。

最大の問題は、DFラインの平均身長が際立って低い点にある。昨日に先発した選手の中で180センチを超えているのは茂庭のみ。坪井、茶野は170センチ後半で、日本では珍しくないが、世界のDFの中ではかなり低い部類に入ってしまう。

昨日の試合ではこの平均身長の無さが空中戦の強さに直接つながってしまい、2失点を喫してしまった。監督のジーコは身長の低さはカバーリングでカバーできると豪語しているが、中沢がいなくなった途端に空中戦に弱くなってしまうのでは話にならない。

せめてもう二人はパワーと身長に優れたDFが欲しい。私の独断と偏見で申し訳ないが、鹿島の岩政と名古屋の増川などはどうであろうか?世界のDF界では190センチ前後が当たり前の世界であり、この二人ならば条件を満たしている。

東アジア選手権以後、最も近い代表招集はイラン戦だが、果たしてサプライズはあるのだろうか?